開催目的
中日両国の友好交流の歴史は長く、その中でも文化交流は重要な部分であり、すでに両国民の相互理解や交流促進、共通認識を深めるための重要な手段となっている。
「笹川杯 本を味わい日本を知る作文コンクール」は、中国の若者たちが日本に関する本やアニメ、漫画、映画、ドラマなどに触れ、感想を書くことによって日本に対する気付きや理解を深め、さらには日本の社会や経済、文化などといった各分野に関する知識や興味を高め、中日両国民の友好交流を促進し、平和な世界を共に築くことを目的としている。
本コンクールの成績優秀者は、日本科学協会が8日間の日本研修旅行に招待する。
笹川杯本を味わい日本を知る作文コンクール2023
中国語版コンクール
主 催: | 上海交通大学図書館、日本科学協会、中国外文局アジア太平洋広報センター |
特別協賛: | 日本財団 |
協 賛: | 全日本空輸株式会社、中国教育図書進出口有限公司、上海外国語教育出版社 |
後 援: | 在中国日本国大使館、中日友好協会、CRI日本語、人民網、中国網、中華網、中国国際贈書中心 |
募集概要
募集対象: | 大学生、大学院生、博士課程に在籍する者(香港、マカオ地区を含む)。 |
使用言語: | 中国語 |
字数制限: | 1000〜2000字(規定外の文字数の場合、対象外となる) |
作文内容: | 「生物の多様性と人類の健康」をテーマとし、日本に関する書籍を読み、その内容について感想文形式、または論文形式で書く。 |
文章形式: | 自由(散文、詩歌は除外) |
募集期間: | 2023年8月5日~9月30日 |
応募方法: | 各大学図書館で一次審査を行い、2本の推薦作品を決め、コンクール公式HPにて応募する。 初めて参加する学生は各大学図書館に問い合わせをする。 コンクール公式HPは、大学図書館からの応募のみを受け付けるものとし、学生自身の応募は受け付けない。 |
コンクール規定: | 1)他のコンクールに参加し、受賞した作品は審査対象外 2)受賞作品の著作権は主催者に帰属し、受賞作品は類似コンクールに参加できない。 3)応募原稿は返却しない、各大学は予備を保管すること。 4)各大学図書館は2作品まで推薦可能。応募する際には、応募者全員のリストも提出すること。 5) 各大学図書館は推薦する2作品中に引用箇所が無いか確認し、ある場合はその部分が分かるように表示し、提出すること。 6) 上海交通大学図書館は、各大学図書館の推薦作品を受け取った後、作品の引用箇所を確認し、引用箇所が多すぎる場合は、最終審査へ提出をしないこととする。 |
審査・表彰
委員長: | 李新碗 館長(上海交通大学) |
委 員: | 陳 進 教授 (上海交通大学) 呉建中 館長(澳門大学) 周異夫 教授(吉林大学) 于素秋 教授(中国人民大学) 黄朝荣 館長(香港理工大学) 趙仲明 副教授(南京大学) |
賞の設定
本コンクールには、以下のとおり各賞を設ける。
一等賞5名: | 賞状、8日間の訪日研修 |
二等賞10名: | 賞状、賞品 |
最高組織賞5校: | 賞状、賞品、8日の訪日研修(最高組織賞一位受賞大学代表者) |
日本語版コンクール
主 催: | 中国外文局アジア太平洋広報センター、日本科学協会 、上海交通大学図書館 |
特別協賛: | 日本財団 |
協 賛: | 全日本空輸株式会社 |
後 援: | 在中国日本国大使館、中日友好協会、中央広播テレビ総局アジア・アフリカセンター日本語部、人民網、中国網、中華網、中国青年報、中国日本語教学研究会、高校日本語MTI教育連盟、開棣教育科技有限公司、日本通網、中国国際贈書中心 |
協 力: | 初心連盟、愛初心、北京和風薫文化伝媒有限公司、滬江網、中日の窓、貫通日本 |
募集概要
募集対象: | 16歳~35歳の中華人民共和国公民(中国国内居住者に限る) |
使用言語: | 日本語 |
字数制限: | 日本語で1200字以内 |
文章形式: | 自由(詩歌は対象外) |
募集期間: | 2023年5月1日~9月30日 |
応募方法: | 作品はE-mailで[email protected]に送付。 作文フォーマットのダウンロード、応募方法の詳細については下記webサイトより確認ください。 http://www.peoplechina.com.cn/zszt/202004/t20200426_800202116.html |
コンクール規定: | ・本コンクール以外の他の作文コンクールに応募、受賞した作品は、審査の対象外とする。 ・受賞作品の著作権は、本活動の主催者(中国外文局アジア太平洋広報センター及び日本科学協会)に帰属し、当該作品を他の同様の活動に応募することはできない。 ・応募作品については、提出資料を含め一切返却しない。 ・本活動の最終的な解釈権は、人民中国雑誌社に帰属する。 |
審査・表彰
委員長: | 王衆一 中国外文局アジア太平洋広報センター 編集長 |
委 員: | 邱 鸣 北京第二外国語学院元副学長 周異夫 中国日本語教学研究会会長 徐一平 北京日本学研究センター教授 王小燕 中央広播テレビ総局アジア・アフリカセンター日本語部キャスター 島影均 中国外文局アジア太平洋広報センター参与 髙橋正征 公益財団法人日本科学協会 |
賞の設定
本コンクールには、以下のとおり各賞を設ける。
一等賞4名: | 8日間の訪日研修 |
二等賞8名: | 700元相当の賞品 |
三等賞30名: | 1000元相当の日本語学習カード |
優秀賞40名: | 『人民中国』雑誌1年分 |
優秀指導教師賞42名: | (一等賞~三等賞を受賞した学生の指導教師に授与) |
功労賞15名: | (50本以上の作品を投稿した団体に授与) |
(以下敬称略)
- 一等賞
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施柯沁(華東師範大学):
深夜・食の味・小さい世界 -
郝 顔(大連海事大学):
風の中に音あり、砂の上に印あり -
邱舒怡(上海交通大学):
生命の優雅なる罪と高貴なる過ち―三島由紀夫『春の雪』を読んで―